シェアメイト、それは恋人のような存在。神部なな(25)〜絆家シェアハウス〜

ー自己紹介をお願いします

 

神部: 子供の頃は、活発で、外で遊んだり、友達といることが多かったです。田舎育ちだから、ほとんど外で遊んでいました。自分で遊びを考えたりするのが好きで、家の中で椅子を並べて公園ごっこ、エレベータごっこ、フリマごっこをしたり、結構やんちゃな子供時代でしたね(笑)

親が厳しかったので、思春期に自由に出かける、ということができなかったんですよ。そんな環境を変えたかったので、大学は家を出て一人で暮らしました。社会人になってからは、実家に戻って、臨時の教員として勤めました。「この先どうしようかな?」って考えたときに、このまま実家で正規教員になったら、「一生田舎にいるままで過ごすことになるのでは?」という気がしたんです。このまま実家でのびのび暮らすのはもったいないと思い、東京に出ることを決意しました。

 

ーシェアハウスに入ったきっかけは?

 

神部: シェアハウスに住んでみたいという思いがあったので、東京に出てくるときに、物件を探してみました。でも、シェアハウスがいっぱいありすぎてどこに住んでいいかわからくなっちゃったんです。結局、選びきれずに一人暮らしになっちゃいました。

それでも、シェアハウスに対する思いは捨てきれず、シェアハウスを探していたんです。そんなときに、「絆家」というシェアハウスのブログに出くわしました。イベントをやっている写真や生活の様子を写した写真は、すごくいい笑顔で笑っているものばっかりでした。その写真を見ていくうちに「ここに住みたい!」、と思うようになっていったんです。実際に内見に来て、オーナーのまーしーさんが写真で見るより良い人そうだったんですよね。すごく安心しました。

転職するタイミングでの入居だったため、ちゃんと稼げるんですよって意思を見せたんですけど、あんまり心配するそぶりがありませんでしたね。ここって、職がなくても、連帯保証人がいなくても、誰でも受け入れてくれる。そういった誰でも受け入れてくれる環境が居心地がいいです。

 

今まで考えなかった生き方に触れた

ーシェアハウスに入ってから生活がどう変わりましたか?

 

神部: 一人暮らしのときと比べて、しゃべる回数が多くなりましたね。安心感、楽しさがあります。一人のときだと、自分とテレビだけの生活でしたが、ここの生活だと、常に人と人との出会いがあっていろんな人と話せるんですよ。一人で過ごしてた日々より濃い日々を過ごせます。落ち込んだ時も誰かが助けてくれたり。恋愛相談にしろ、仕事にしろ、いろんな人に支えてもらっていますね。

あと、視野が広がりました。今までは自分と仕事しかなかったんですけど、20人いれば20人の生活が見れます。今まで考えもしなかったような生き方に触れることができるんですよ。

住人のみんなから助けてもらえるのは、「本当にありがたいなぁ」、と思っています。保育の仕事で準備が間に合わなそうなときに、住人の人が一緒にやってくれたりするんですよ。大事な書類を忘れちゃったことがあって、「どうしよう」ってなったときに、自宅のパソコンから送ってもらったこともありました。

親も、おじいちゃん、おばあちゃんも教育系で、自分が安定した職につけるようにと大学に進む。仕事も教育系1本で考えてきました。世界を知らなかったというのもあるんですけど、絆家に住んでから、「先生以外の道もあるんだ」って感じました。

オーナーのまーしーさんは自分で会社を作って、イベント企画を仕事にしています。自分で何かを作っていくとか、自分で何かに挑戦するという生き方もあるんだな、って衝撃を受けました。今までは、周りから「こうしたら?」、って言われた生き方しかしていなかったんです。でも、「何歳からでもチャレンジできるんだな」、「常に夢は持ち続けてもいいんだな」、って思えるようになりました。

 

自分はここにいていいんだ

ーシェアハウスに住んで、印象に残ってることってどんなことですか?

 

神部: 誕生日があるたびに誕生日会があることですね。人を常に楽しませようとしていうところがあって、その雰囲気がすごく好きです。友達にももっと知ってほしいですね。みんなが優しいし、みんなが認めてくれるんですよ。自分の誕生日のときに、流しソーメンからピンポン玉が流れてきて「ななりー誕生日おめでとう」、って書いてあったんですよ。「いっぱいの人が祝ってくれるんだ」、「自分はここにいていいんだ」、って思えて嬉しかったです。

 

楽しい。あったかい。飽きない。

ーシェアハウスに住んでて嬉しかったことってどんなことですか?

 

神部: 幼稚園の先生に転職したばっかりで、分からないことだらけのときに、元保育士のシェアメイトが遊び方、子供との接しかたを教えてくれました。自分が悩んでるときには、「こうしたらいいよ」、ってアドバイスをくれることもありました。「その気持ちわかるよ」、って共感してくれることもあります。そんなときはすごく嬉しいですね。

バレンタインの企画をやったときもすごく楽しかったです。「絆家ならではなのかな?」って感じなんですけど、家を廃校にして、みんなで不良の格好して、「笑ってはいけない」のパロディをやりました。ここの家ってそういったイベントごとが結構力入っているんですよね。入った初日に絆家がホストクラブになっていたのには驚きました(笑)

楽しい。あったかい。飽きない。結構ネタをやったりしているんですけど、笑ってくれるからありがたいですね。人を楽しませるのが好きだから、相手笑ってくれると自分も嬉しくなっちゃうんです。自分の存在価値が見えてくるような気がして。子供の時から笑わせるのが好きで、なにかやっては笑わせていたんです。一人暮らしだと、やる相手がいないですもんね。

 

シェアメイト、それは恋人のような存在

ーシェアメイトはあなたにとってどんな存在ですか?

 

神部: 友達でもあり、家族であります。でも、あくまで他人ではあるのかなぁ。お金とかご飯は自分たちの責任だから、家族とは違う所がありますね。ただ、困ったときや、大変なときは絶対に助け合って生きています。自分が水ぼうそうになったときも、夜中に病院に連れて行ってくれました。

干渉しすぎない部分はありますが、明らかに、友達以上ですね。いる時間が長いぶん、関係は深くなります。友達じゃ知らないような、普段の生活まで知ってますし。今の絆家の環境だから、友達以上だと思えるっていうのもあるかもしれませんね。相手も隠さないで出してくれて、素と素で話ができる。関係性としては、恋人の関係が一番近いかもしれないですね。大切な存在だし、プライベートを大事にする。でも、ほっとけないし、お互いの空間を大切にしたい。かけがいのない存在です。

 

ーこれからシェア生活を始める人に向けてメッセージ・アドバイスをお願いします

 

神部: シェアハウスに住む上で、「誰が住んでいるんだろう?」とか、不安なことはいっぱいあると思います。でも、一度住んでみると、シェアハウスに住んでいるのが信じられないっていうのが信じられなくなりますよ。自分の時間を大事にしたいと思えば、大事にできるし、全部が一緒ってわけではないです。勇気を持って踏み出してみてください。

 

関連情報

シェアハウス名: 絆家シェアハウス

年齢層: 年齢層:20代前半〜30代前半

住人構成: 男性10人女性10人

最寄り駅:  中村橋

Webサイト: 絆家シェアハウス